生産者紀行【ねぎ】

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「ねぎとこんにゃく下仁田名産」と上毛カルタにも読まれる下仁田のねぎ。下仁田ネギは他の品種のネギに比べ太く、生のまま食べると非常に辛い。そのため下仁田ネギは鍋やすき焼きなど加熱用に用いられるのが一般的。熱を通すと甘味が増し、非常にやわらかい食感になるのだ。
下仁田ネギは下仁田の気候と土壌でしか育たないと言われ、今でも下仁田周辺でしか栽培されていない。八百正では特に、下仁田町馬山にある農家で育てられた下仁田ネギを扱っている。

農園写真1

下仁田の山間の畑で
馬山の下仁田ネギは名実ともに日本一と言われ、下仁田ネギの中でも特に本場。山間部の限られた土地を耕し畑にしているので馬山産の下仁田ネギの生産量は非常に少ない。

農園写真1

殿様ねぎとも呼ばれた
かつて徳川幕府に献上されていた事から「殿様ねぎ」とも称され、昭和初期には天皇家にも献上された程、品質の良い下仁田ネギが出来る土地柄。

農園写真1

減農薬と有機質肥料
この農家で作られるねぎは減農薬はもちろん、牛ふん堆肥を使った有機質の肥料を用いるなど良い品を作るために手間を惜しまない。

農園写真1

ねぎの植え替え
非常に手間のかかる作業である植え替え。幼ネギの頃から、成長に合わせて何度も植え替え作業を行う。これをする事により軸の太いやわらかいネギになるのだ。この農家では、手間のかかる植え替えの数を通常よりも増やし、より美味しいねぎを作る努力を行っている。

農園写真1

収穫は霜が降るのを待つ
ネギの収穫は数回霜が降りた頃行われる。こうする事で甘味の乗り方が格段に違うのだという。

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